バスケで身長は関係ない!マグジーボークスが語る心構え

 

日本人の男性の平均身長は167センチ、女性の平均身長は154センチと、世界でもそこまで高くない方です。バスケットボールは背が高い人がやるスポーツだと良く言われがちですが、身長が低いプレーヤーも十分に活躍できるスポーツ。NBAの歴史の中で一番身長が低い選手がそれを証明してくれました。

 

マグジーボークスの身長は160センチ。2メートル越えの大柄の男が揃うNBAという舞台で、14年間にわたるキャリアをNBAで過ごし、世界中の人々に勇気と希望を与えてくれました。今回は背が低くても活躍できる事を証明してくれたマグジーボークスのお話を紹介します。

 

過酷な生い立ち

 

彼の家族は皆160センチ台であり、彼の身長の伸びが止まった事も不思議では有りませんでした。ボルティモアのラファイエットプロジェクトで育った彼が大好きだったのはバスケットボール。周りに比べて、身長が極端に低かったボークスは、周りの子供達にも、「背が低すぎる」とまともに相手をしてもらえなかったそうです。

マグジー:「僕のニックネームは”Little Ty(リトルタイローン)”だった。大好きなバスケをやるときはいつもネガティブな事を言われていたよ。なんでみんなそんな事言うの?僕だってプレーできるのに、、そう思っていたね。」
「小さいなりのプレーをする必要が合ったんだ。小さい子供が、大暴れして、みんなを邪魔するしか無かった。そうこうしてるうちに、小さい僕は近所で注目を浴びるようになったんだ。」

彼は入学したダンバー高校でスタープレーヤーとなり注目を浴びましたが、彼への偏見はやむ事は有りませんでした。高校で成功をおさめたマグジーですが、大学で成功はしないと誰もが思っていたなか、なんと大学時代にバスケットボール選手権のアメリカ代表に選ばれる程の評価を受けて、1987年ドラフト12位で悲願のNBA入りを果たすのです。

 

背が小さいというだけで、周りから偏見を受けてきたマグジーですが、彼は決してめげる事は有りませんでした。少年時代から、自分を否定されるかのような事を言われ続けるのは本当に辛いことです。しかし、彼は周囲の人たちを、自分のプレーで黙らせてきました。マグジーは、とてつもない精神力の持ち主だったのです。

 


 

身長が低い少年に勇気を

 

アメリカの「ザ・ドクターズ」というテレビ番組で、背の小さい男の子がゲストとして出演しました。そこで登場したマグジー。「周りの選手に背が低い事を指摘される」と悩む少年に、心強いアドバイスを授けてくれました。

マグジー:「僕はNBAの歴史の中で一番身長が低い選手だったんだよ。他にも背が低い選手はいたね。スパッドウェブ、アールボイキンズ、160センチ台でもNBAでプレーをしてきた選手はいるんだ。それは不可能な事ではないよ。」
「僕が小さい頃もブロックを食らったり、「マグジーお前背が小さいのに何で背が高い選手がいっぱいいるバスケットボールをプレーするんだ?」って言われてきた。だけど僕は聞く耳を持たなかった。」
「僕はポイントガードで160センチ、マジックジョンソンも同じポイントガードだけど206センチ、みんなそれぞれにアドバンテージが有るんだ。背が高い選手は上から見渡せる、背が低い選手は下から見渡せる。どちらにもアドバンテージは有るんだよ。」

 


 

小さい選手が心得るべき戦い方

テレビ番組の中でマグジーは、自信が実際に試合で実践してきた「小さいなりの戦い方」を披露してくれました。小さい選手が鍛えるべきは、シュート力、クイックネスだけではないことを伝授してくれています。

 

リバウンドの取り方

両足は相手選手の稼働の軸となります。背が小さかったマグジーは、スクリーンアウトの際に稼働領域である足を押さえ込む事で、相手選手の動きを封じていたそうです。

 

ポストアップされたら?

相手にポストアップをされてしまったら、腰の位置に手を当ててしっかりと踏ん張ることです。桜木花道が山王の河田美紀男あいてにとった中腰のポーズですね。相手のポイントガードは普段ポストアップになれていないはずですし、3、4秒耐えれば、見方がヘルプに来てくれます。

 

ディフェンスの特権

背が小さい選手は、ボールにより近い位置でディフェンスをする事が出来る事が特権だとマグジーは語っています。背が高い相手とマッチアップしたら、ボールは目の前。相手に油断と隙がある分、スティールを奪いやすくなります。

 

小さい選手へのアドバイス
マグジー:「小さい選手は素早さを鍛えようとしがちだけど、一番早い選手にはそうそうなれない。強さを鍛えるんだ。クイックネスを鍛えるのと同じぐらい、強さも鍛える事。強さを鍛える事が出来れば、背が高い相手をペリメーターでおさえる事が出来る。」
「強さはその他にも役立つんだ。ボックスアウトするときであったり、トップの位置でボールをキープするのにも役に立つ。オフェンスでも相手の間を抜けるときであったり、ボディコンタクトであったり、ドリブルをコントロールするのにも必要になる。ゴール周りのシュートを決めるのだって、強さは必要だよ。」

引用:Theungradables.com

 

小さい選手は、スピードやドリブルを鍛える事も大切ですが、それと同じように身体の強さを鍛える事が大切だとマグジーは教えてくれています。バスケットをする上で身体と身体のコンタクトは避けられない物ですからね。14年間のNBAキャリアを完遂できたのも、マグジーにコアの強さが合ったからこそなのかもしれません。

 

 


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