錦織圭の英語上達の秘密とは?昔は英語が苦手だったという事実

 

現在世界ランキング6位につけている錦織圭選手。彼の過去最高順位は4位。ここ数十年で日本人が世界ランキングのTOP10内に入る事は夢物語のように思われていましたが、彼は2年連続でTOP10入りを果たしており、マスターズカップにも続けて出場をしています。

 

彼のテニスの才能もさることながら、日本人として気になるのは彼の英語の能力。試合後のプレスカンファレンスにも流暢な英語で対応しているのがとても印象的です。彼は幼少期からテニス漬けであり、特に英語に関しては勉強をしていませんでした。その彼はどのように英語を身につけたのでしょうか?

 

 

英語は苦手だった

 

日本のジュニアの大会で優勝を積み重ねた錦織選手は、アメリカのIMGテニスアカデミーにスカウトを受け、13歳のときに渡米をします。IMGテニスアカデミーは世界各国からエリート選手を集めて育成を行っており、所属している選手達は言語も人種も違う中で、テニスのトレーニングに励みます。

錦織:「日本に帰りたいっておもったり、練習がキツかったりすると、本当に自分1人でいるので、友達とかはいますけど、親とかはいないし、それが大変でしたね。」引用:Youtube

もちろんこのときは英語を話せない状態でした。むしろ苦手だったそうです。錦織選手とともに留学した4人の選手のうち、2人は2年で帰国。日本語を話せる仲間も減っていき、15歳になると夜な夜な部屋に引きこもる事も増えたと言います。

 

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錦織選手が英語を話せるようになった理由

英語を話す回数が違う

錦織選手には同じアカデミー内にフィリップベスターというカナダ人選手の友人が出来ました。ベスター選手とはルームメイトでもあり、トレーニングから練習まで時間を共にする事が増えていきました。もちろんコーチとの会話も英語です。
当初は英語を聞き取れなかったとしても、ジェスチャーや指示などで相手の言わんとしている事を汲み取る事が出来たはずです。彼のテニスが上達したように、何事も数をこなせば上達をするもの。1つ1つの会話を繰り返していく中で、会話に必要な耳と、言葉が彼に育ってきたことが上げられます。

 

日本人一人という環境

彼とともに渡米した日本人強化選手は、日本に帰国してしまい、彼は日本人1人で世界各国から来ているジュニア選手達と時間を過ごしていました。ここでもし、周りに日本人選手がいたとしたら、日本語で会話をする機会が一日の中にあるので、心は安心するでしょう。

 

しかし、周りに日本人がいなかったため、彼には日本語を話す機会がありませんでした。甘える環境が無かったのです。英語でコミュニケーションをとらない限り、コーチと意思疎通も図れなければ、実技以外の部分でテニスも上達できない。そんな環境に自ら身を置いていました。テニス上達への意志が、自然と英会話への苦を上回っていたのかもしれません。

 

精神力

錦織選手は、13歳に渡米したため、日本での英語の教育をほとんど受けていないでしょう。そのまっさらな状態で、諸外国の選手達と会話を重ねる事で、聞こえてくるのは自然と会話に必要な英語のみです。話す事にためらっている場合では有りませんでした。

 

周りには日本人もいなければ、日本の文化も無い中で、1人で過ごしてきた彼の精神力は並大抵の物ではないでしょう。15歳でホームシックを経験してから、もしかしたら彼は帰国する事も出来たのかもしれません。しかし彼は厳しいライバル争いの中を生き残り、今の地位を築く第一歩をつかみ取るまでに成長しました。

 

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長く海外にいるから話せるようになった訳ではないということ

 

「長く海外にいれば話せるようになるのは当たり前」という言葉を聞きますが、留学してもそこで日本人のコミュニティにずっといれば英語が話せるようになる事は無いでしょう。話す機会があったとしても、恥ずかしい気持ちや、間違っていたらどうしよう、という想いが先行してしまい、どうしてもオープンになれない場合が多いのではないでしょうか。

 

そもそも日本人がなぜ日本語を話せるのかを考えてみると、生まれながらにして周りにいた日本人が日本語の会話をしているからです。アメリカで生まれた赤ちゃんも、日本で生まれた赤ちゃんも、生まれたての頃は同じゼロです。アメリカの赤ちゃんが日本で育てば話せる言語は日本語になります。それは、周りに英語を話す環境が無いからです。

 

錦織選手にとって「英語」はテニスを上達させるために必要な手段でした。「もっとテニスを上達させたい」その想いが、15歳の彼を異文化の中に飛び込ませ、英語を学ばせたのでは無いでしょうか。

 

昨今では、日本に留学に来ている外国の方々もたくさんいらっしゃいますよね。留学をせずとも、そういった環境に身を置き、勇気を持って外国の方々と会話をする機会を増やしていく事が英語上達への一番の最短距離なのかもしれませんね。

 

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