チームワークを高めるための6つの要素・協力し合う事が成功の鍵
人間は他人との関わり無しでは生きていく事が出来ません。そこに集団が有れば、そこには必ず目的が存在します。集団で何かを成し遂げるためには、個人個人の結束は必要不可欠。
全く色の違う人間同士が協力をしていくためには、必要な要素が有ります。今回は、チームワークを高めるために必要な8つの要素をご紹介します。
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チームの結束力を高めるにあたり、そのチームが楽しめる雰囲気に有るかというのはとても重要な要素になってきます。チームに悪い雰囲気が漂い続けてしまえば、互いが互いをいがみ合ってしまい、良い結果を出そうというモチベーションにつながりません。
人と人とのつながりはやがて大きな波となり、個人では出し切れない力を生み出します。人の高揚感は「楽しいという心」からの中から生まれてくるのです。楽しむ事が、真剣さを生み、メンバーのエナジーとなり、確信を生み、生産性を生みます。まずは楽しめる環境作りから始めましょう。
家族がなぜ結束が強いのかは明白です。それは長い時間を、苦楽を共にしてきているからです。この現象をチームに呼び込む事が出来れば、強い結束力を生む事が出来ます。1人1人のつながりを強くしていく事で、互いに絆が生まれ、それはやがてチーム全体へと派生していきます。
職場の飲み会や、クラブのメンバーでの食事というのは意外と重要な要素であり、本職以外で時間をともにする事で、お互いに見えていなかった部分が見えたり、意外な一面を見る事が出来ます。加害で培った結束力が、やがて本職にも生きるようになってきます。
チームに1人、素晴らしい実力の持ち主は必ずいるもの。大切なのは、実力の持ち主が個人の成功のためではなく、チームの成功のためにその力を発揮できるかという事です。そのチームに個人の実力が高い人間の数が多いからといってチームの力が高まる訳では有りません。
実力が高い人間が互いに協力し合うチームと、実力の高い人間が個人プレーに終始するチームでは、雲泥の差で前者の方が強いチームになります。実力者が、他人のために自分を犠牲に出来るか、協調性をもてるかが鍵となってきます。
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人は何かの目標を達成するために集います。そこになにも目的が無いまま集団が集まったとしても、何も生み出す事は出来ません。チーム内で目標を明確にし、一人一人がその目標に向かって、何が出来るかを考える事が大切なのです。
定期的に、チームの目標を共有する機会をもうけるようにしましょう。チームで目標を達成するためには、誰が何の役割をこなすべきなのか、誰に何が出来て何が出来ないのか、それをチームの全員が把握する事が大切です。4人が同じ目標に向かっていたとしても、1人が違う方向へ向かってしまえば、チームとしての成功は訪れません。
1つのロールしかこなした事が無い人に、違うロールをこなしている人の気持ちはわかりません。職場で言う営業職と技術職がもめ事を起こすのは、互いに互いの辛さを理解していないから。これではお互いに言いたい事を言い合う始末となってしまいます。
可能であれば、1つのロールをずっと同じ人間にやらせるのではなく、チームメンバーの中で順番に担当するようにしましょう。そうする事で、その人に向いているロールがわかる事も有りますし、何よりチームメンバー全員が同じ経験をする事で、共通の話題になります。苦楽を共有すれば、互いの結束も強くなります。
人間は、称えれば称える程、天狗になっていく物です。1人デキる人間がいるからといって、その人だけに特別扱いをしたり、賞を与えたりしてしまうのは、他のチームメンバーの嫉妬心をくすぐり、チームの結束力を弱めてしまいます。功績をたたえるのであれば、チームのメンバー全員を対象にするようにしましょう。
名が縄跳びが良い例ですね。1度も縄に引っかからない人を誉め称えたとしても、チーム全体で飛ぶ事が出来なければ、縄を飛ぶ回数は増える事は有りません。全員が協力して何かを達成したときの喜びは、何事にも変えられない物が有ります。
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