フェデラーのインタビュー・ロディックとの素晴らしきライバル関係

かつてウィンブルドンの決勝で3回、全米オープンの決勝で1回激闘を繰り広げたロジャーフェデラーとアンディロディック。結果はフェデラーの全勝ですが、この2人は2000年代を通して実に24回対戦しており、ヒューイットと共にフェデラー上昇期のライバルとして、立ちはだかりました。

 

圧巻は2009年のウィンブルドン決勝。2-2で迎えた最終セットのタイブレーク。両者一歩も譲らず気迫の戦いとなったこの試合は結果的に最終セットを16-14でとったフェデラーの勝利に終わりましたが、歴史に残る戦いとなりました。ピートサンプラスとアンドレアガシを彷佛とさせるようなこの二人。

 

今回は、引退後2013年当時FOXスポーツでパーソナリティを務めていたロディックが現役のフェデラーにインタビューするという夢の企画のインタビュー内容をお届けします。引用:Youtube

 

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かつてのライバル同士のインタビュー
ロディック:「マイケルジョーダンやタイガーウッズ、この二人の競争心は特筆していると思う。この二人の話が出るときは君もその話題に上がる選手のはずだ。ここまでこれたのは才能だけではないでしょ?」
フェデラー:「そうだね、才能だけではない。すべては努力だ。全く別の2面性が僕にはあって、僕の中の1人は、勝利をこよなく愛している、もう1人は負ける事を酷く嫌っている。勝つ事もプレーする事も楽しいのは間違いないんだけど、不屈の精神が有るんだ。」
ロディック:「これまでのキャリアでいろいろ達成してきたと思うけど、自分が誇れる一番の瞬間って有る?」
フェデラー:「2003年のウィンブルドンで優勝して世界ランク1になったのはやっぱり思い出深いね、あと2004年の初頭かな。あそこでキャリアが終わってもおかしくなかったから、達成感が凄く合った。」
ロディック:「僕が世界ランク1位だったんだあの時は、君は僕のスポットを奪ったからあまり感謝してないけど(笑)」
フェデラー:「あははは(笑)。」

 

 

2009年ウィンブルドン決勝の裏話
ロディック:「2009年のウィンブルドンファイナルについて、二人で話した事ってこれまで無かったよね?僕に取ったらかなりショックな負け方だった。思い出すのは、ロッカールームで僕が落ち込んでいたとき、君のチームが来て、君はただもの静かに、拳を付き合わせたり、ハグをしたりしていた。」
「僕はあのとき、あれは素晴らしいマナーだと思ったんだ。おそらく君の中で、この負け方は僕にはつらいっていう想いが合ってそうしてくれたんだと思うけど、覚えてる?」
フェデラー:「覚えてるよ。あのときは、凄まじい戦いだったから、僕に取っては嬉しい勝利だし、君に取っては苦しい敗戦だった。あの時はアスリートとして、競争者として、ただただリスペクトしたかったんだ。君が全力で戦っていたのも知っているし、不運にもあの試合を落としてしまった。別に気を使った訳でも何でも無くて、僕に取っては普通の行いだったんだ。」
ロディック:「本当に印象的だったし、あれには感謝してるよ。」

 

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恩師の死を乗り越えて
ロディック:「君のキャリアに一番大きなインパクトを与えた選手を選ぶとしたら、誰を選ぶ?」
フェデラー:「ピーターカーターかな。僕が10歳から14歳までのコーチだったんだ。あと16歳から19歳のときもかな。彼は僕に取って兄のような存在であり、父親のような存在でもあった。」
ロディック:「彼の死は君にどんな影響を与えたの?」
フェデラー:「本当にショックだったよ。目覚めさせられた。自分がテニスプレーヤーである事がどれだけ幸せかを思い出させてくれたし、僕のキャリアに火がついた瞬間だった。「彼が誇りに思うようなテニス選手になろう」ってそのときに思ったんだ。」
ロディック:「これまでを振り返ってみて、後悔している事はある?」
フェデラー:「もう2年早く、自分の可能性に気づいていれば良かったって思う。もう2年早く、努力を始めていればよかったって思うよ。自分にはなにが可能で、何を達成できるのかってね。でもそれに気づいてから、22歳をすぎてから怒りや悲しみやプレッシャーを自分から取り除く事が出来た。今の僕だね。」

 

 

年齢との戦い
ロディック:「USオープン(2013年)のことだけど、君が第7シードって言うのは見ていて気味が悪い。それについてははどう思う?」
フェデラー:「人が僕について言う事だとか、思う事を気にせずに、自分に集中しようと思ってる。背中を痛めて、少し自信をなくしていたのかもしれないけど、2ヶ月前は本当に定かではなかったね。。」
ロディック:「君がどれだけ凄い選手であろうと、スポーツ選手の寿命は永遠ではない。時間と年齢と戦わなければならない。その運命についてはどう思う?」
フェデラー:「反逆心を持つには難しい年齢だとは思う。若い頃は怪我なんてすぐに治ったけど今は、3日とか5日かかる。痛みとともにプレーをするのは楽しくはないかな。身体の状況から、どれだけプレーできるかわかると思うんだ。でもそれに取り組んで、情熱を持ってプレーをすれば、まだ行けるよ。」

 

長年ライバルとして競ってきたこの二人だからこそ織りなせる会話でしたね。同世代のヒューイットが引退をした中、フェデラーに残された時間も残りわずかです。フェデラーも今年で34歳、それでも現在世界ランク3位につけている彼の闘志はまだ消えそうに有りません。

 

 

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