【2016NBAオールスター記念】コービーブライアントのオールスターを振り返る・Part1

 

来る2月14日、コービーブライアント最後のオールスターが幕を開けます。これまで4度のMVP受賞はボブペティットと並び最多記録、今回のオールスターでMVPを獲得すれば単独で歴代最多記録となります。

 

1998年にオールスター初出場をしてから、トップ得票を獲得している今年2016年まで、2世代をまたにかけて出場してきたコービー。彼をオールスターの舞台で見れなくなるのは、なんだかとても寂しい気持ちになります。激戦の末に、コービーに勝負を決める一発をぜひ沈めてほしいですね。

 

そこで今回はコービーブライアント最後のオールスターを記念して、これまでのオールスターでのコービーの活躍を振り返っていきたいともいます。

 

ニューヨーク/1998年

記念すべき初選出のオールスターのマッチアップは憧れのマイケルジョーダン。本家と次世代の対決に、ファンの注目が集まりました。大舞台でジョーダンとマッチアップしたコービーはディフェンス、オフェンスともにアグレッシブに攻め、引退を示唆していたジョーダンに対して、全力のプレーで敬意を評します。

 

試合序盤は360ダンクやKGからのパスで豪快なアリウープを決めるなど強烈なインパクトを残し、初出場ながらWest最多の18ポイントを上げる活躍。ジョーダンは23得点の活躍でチームを勝利に導きMVPに輝きます。

 

印象的だったプレーは、左サイドでジョーダンがポストアップからのターンアラウンドジャンプシュートでコービーのファウルを誘い、バスケットカウント(動画2分47秒)。そこはさすが師匠、自分と同じ匂いのする若者にキッチリと洗礼を与えていきました。ジョーダンはこの年に引退。バトンは確実に引き継がれました。

 

オークランド / 2000年

世代は変わり、Eastはアイバーソン、カーターなど2000年代を代表する選手が中心となりました。当時のWestはシャック、ダンカン、KG、クリスウェバー、カールマローンとインサイドに豪華な布陣がそろっていました。強烈なインサイド布陣を中心に勝負したWestの中で、コービーは得点よりもサポートを優先した感が有りますね。

 

とはいうものの本人は15得点を上げる活躍。MVPは当時チームメイトのシャキールオニールと、ティムダンカンが同時受賞しました。

 

 

ワシントン / 2001年

2000年代のNBAオールスターの中でも筆者が一番好きなオールスター史に残る激戦。Westはシャックが怪我により不出場ながらも、相変わらずインサイドには強力な布陣。開始早々コービーはマグレディにブロックを受けるなど、序盤から両軍とも本気の様子です。

 

ハーフタイム直前、ジェイソンキッドがハーフコートショットに成功しWestが11点のリードで折り返します。その後もインサイド中心に攻撃を展開し第4クオーターを迎える頃にはWestのリードは19点となっていました。

 

ここからイースト怒濤の快進撃が始まり、のこり50秒で同点に追いつきます。のこり38秒、コービーがドリブルからのフェイダウェイをしずめ、Westにリードをもたらしますが、残り30秒マーブリーが逆転の3を沈め試合終了。2000年代に活躍するスーパースターが繰り広げた激戦は劇的な形で幕を閉じました。

 

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フィラデルフィア / 2002年

引退していたマイケルジョーダンが返ってきたこの年のオールスター。4年前から2度の優勝を経験しているコービーとジョーダンの再戦に注目があつまりました。上背で優位なWestの体制は変わらず、それに対して前年大逆転勝利をおさめたEastにジョーダンが加わる夢の対決が実現。

 

ジョーダンがどフリーのダンクを外す中、コービーは周りを活かす華麗なアシストや自身でも得点を重ねるなど大車輪の活躍。両軍トップの31得点を上げる活躍で自身初のオールスターMVPを受賞しました。

 

しかし本人にとっては心に傷を負ったオールスターでもありました。地元フィラデルフィアに凱旋したコービーですがこの前年でのファイナルで、76ersを4勝1敗で下していたレイカーズのエースでも有るが故に、フィラデルフィアのファンからは大ブーイング。本人にとっては切ないMVP初受賞となってしまいました。

 

 

アトランタ / 2003年

マイケルジョーダンが最後の引退を表明して望んだオールスター。そんなジョーダンに敬意を表してかジャージーも1989年のデザインでした。3ピートを達成し、名実共にNBAのスーパースターに成長したコービーにとっては自分の師匠と大舞台で戦える最後のチャンスでした。

 

試合序盤はお別れムードも有り、Eastメンバーはジョーダンにボールを集めていきます。中盤以降もアイバーソン、マグレディを中心に得点を重ね試合は接戦に。第4クオーター終盤にジョーダンをブロックするなど、コービーは師匠との最後の舞台も本気で立ち向かっていきました。

 

迎えたオーバータイム残り5秒、神が見せます。右サイド際、ショーンマリオンのディフェンスをかわしてのフェイダウェイジャンパーで逆転。会場が歓喜に包まれる中、コービーはあきらめませんでした。試合終了まで1秒、ボールを受け取ったコービーはジャーメインオニールのファウルを誘い、フリースローを沈めます。

 

結局はダブルオーバータイムの末Westが勝利をつかんだ形となりましたが、ジョーダンが持っていく場面で、あきらめずにボールを追ったコービーが2度目の延長に持ち込んだ場面は、世代の交代を実感した場面でした。

 

ロサンゼルス / 2004年

ホームロサンゼルスでのオールスター。指を怪我していたため少しセーブしているようにも見えました。終盤にどフリーでダンクではなくレイアップをしたのはそのためのようです。結果ブーイングを受ける形となってしまいましたが、、、

 

要所要所でチームのピンチを救う活躍で、結局コービーは20得点を記録。試合は接戦の末Westが勝利し、MVPはチームメイトのシャキールオニールが獲得しました。

 

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デンバー / 2005年

前年MVPのシャックがEastに移り、Westにもマグレディが移るなどメンバーに変動が出てきたこの年、レブロンジェームズ、ドウェインウェイドも初出場を飾るなど、2000年代序盤から活躍してきたメンバーに新たな風が吹き込まれた年でもあります。

 

コービーは16得点に加え7アシストを記録。自ら攻めながらも周りを活かしている印象でした。試合は総合的なプレーを展開したEastが勝利。MVPにはアレンアイバーソンが輝いています。

 

 

ヒューストン / 2006年

マグレディとオールスターでバックコートを組んで2年目の年。特にこの年のオールスターはヒューストンという事も有り、地元ファンはロケッツのマグレディとヤオミンの活躍を期待していました。それを悟ってかこの年コービーはサポート役に徹し、チームトップの8アシストを記録。

 

Eastもアイバーソン、カーターのコンビに加え、頭角を現してきたレブロンとウェイドにシャックを加えたロスターで攻めます。試合中盤にピストンズのメンバー、レブロンを中心に追い上げると、Westもマグレディを中心にオフェンスを展開。

 

2点ビハインドで迎えた試合終盤、やはり最後はコービーに託されます。ここでまた抜きからのフェイダウェイジャンパーを沈める圧巻のプレーで試合をタイに。試合はイーストが勝利し、MVPはレブロンジェームズが獲得。後のライバルが頭角を現してきたこの年、じわじわと新たな世代の幕が開けてきました。

 

 

ラスベガス / 2007年

昨年、接戦の末に当時若手のレブロン、ウェイドに試合を持っていかれたのが気に障ったのか、ここ数年サポート役に回っていたコービーが、オフェンス全快となって帰ってきます。

 

リバースからのダンク、ドライブからのダンク、3ポイントで得点を重ね、試合を通してレブロンや、ウェイドら新たな世代に洗礼を与えているようにも見えました。試合はコービーの気迫に引っ張られるように完全にWestのペースでEastに付け入る隙を与えませんでした。

 

23点差で、すでにWestの勝利が確定していた試合終盤のドライブインからのリバースダンクは圧巻です。自身チームトップの31得点の大活躍で文句無しのMVP獲得。常に本気でプレーするこの男がいるオールスターはやはりみていて楽しいですね。

 

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