【2016NBAオールスター記念】コービーブライアントのオールスターを振り返る・Part2

 

来る2月14日、最後のオールスターを迎えるコービーブライアント。オールスターの舞台で数々の名勝負を繰り広げてきたこの男がいなくなるのは、非常に寂しさを感じますね。前回の記事ではコービーが一流の選手・孤高の存在に成長するまでの時代をご紹介しました。

 

晩年のオールスターでのコービーは、マイケルジョーダンが彼にそうしてきたように、後輩のスター達に試練を与える役を買って出る印象が有ります。周りからはボールを持ち過ぎだとか、オールスターなんだからのびのびやればとか、そんな事は彼には関係ありません。周りの雑音を、彼はプレーで跳ね返してきました。

 

真剣勝負こそ、相手に対する礼儀であり、ファンを魅了する一番の要素である事を彼は一番わかっているのかもしれませんね。晩年のコービーのオールスターを振り返っていきましょう。

 

ニューオリンズ / 2008年

前年度にMVPに輝いたコービーブライアントはこの年にトップ得票を獲得。アイバーソンがナゲッツに移籍した事で、コービーとアイバーソンが組む夢のバックコートが完成しましたが、残念ながらゲーム前日に右手の小指の人体を損傷していた事が発覚。このためコービーは3分の出場にとどまりました。

 

Eastはジェイソンキッド、レブロン、ドワイトはワードを中心に攻めに入ります。コービーを失ったWestは勢いを失うかに見えましたが、カーメロ、クリスポール、アマレを中心にWestが反撃を開始し試合は接戦へ。しかし昨年のかりを返さんばかりとレブロンが奮起。Eastが勝利を物にします。

 

フェニックス / 2009年

この年のWestはシャキールオニールがフェニックスサンズに移籍しており、Westでレイカーズ時代のワンツーパンチ・伝説のコンビが1夜限りの復活を果たします。練習では二人で仲良く1 on 1をするなど、シャックがレイカーズを離れてからの不仲説を一蹴しました。

 

コービーからシャックへインサイドへパス、そこからのシャックアタック。この二人が三たび同じユニフォームに身を包みチームを勝利に導くのは、何かの運命だったのかもしれません。試合はWestが146-119での圧勝。コービーがチームトップの27得点を記録、シャックも17点を加える活躍で、MVPはシャックとコービーが同時受賞する形になりました。

 

試合後のインタビューでも二人そろって答えるなどと時のレイカーズファンからすれば鼻血もの。誰よりもレイカーズで3ピートを達成したワンツーパンチが一番楽しんでいたことは言うまでも有りませんね。コービーのキャリアでも思い出深いオールスターだったのでは無いでしょうか。

 

ダラス / 2010年
Kobe Bryant talks to Pau Gasol during the 2010 All Star Game

出典:lakers.topbuzz.com

カウボーイスタジアムの特設コートで行われたオールスター。コービーはキャリア初のNBAオールスター欠場となりました。当時複数の怪我を負っていた事と、レイカーズでのプレーを優先しての決断。変わりにジェイソンキッドが選出されています。

 

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ロサンゼルス / 2011年

ロスターはさらに若返りを果たし、デリックローズ、ケビンデュラント、ブレイクグリフィン、ラッセルウエストブルックなど現代で活躍するスターが選出され始めました。

 

昨年欠場の分、この年は大爆発し、前半だけで21ポイントを記録。中盤のインタビューでは「ただプレーしにきているだけじゃなくて競争するんだ」と語っているように、全力でプレーする事がファンに対しての礼儀だとコメント。コービーらしいですね。

 

圧巻のプレーは第3クオーター。レブロンジェームスに追い次がれながらもダンクを決め、その後スティールを奪ったクリスポールから3ポイントを決めるなど13秒で5得点を上げるプレーでWestのリードを広げます。試合終盤West6点リードの場面でレイアレンが3ポイントを沈め3点差と迫りますが、Westが逃げ切り試合終了。コービーは37ポイントを挙げる活躍で4度目のMVPに輝きました。

若い連中とプレーするとエナジーをもらえるんだ。MVPは特に狙っていた訳ではないよ。ただコートにでてハードにプレーした結果だね。オールスターで楽しいのはみんなと合える事、ロッカールームで皆とシーズンの話したりね。若手が加わる事は非常に大切で、リーグにとっても良い事なんだ。-出典:Youtube-

 

オーランド / 2012年

Westのラインアップもデュラント、グリフィン、ウェストブルックと完全に若返りをした中1人スタメンを貼り続けるコービー。2世代にわたってスターティングラインアップに名を連ねるのは本当にすごい事だと思います。試合序盤ではウェイドの執拗なディフェンスで鼻血を出してしまうアクシデントに見舞われます。

 

West2点リード残り16秒の場面これまで幾度となくクラッチプレーを沈めてきたコービーですが、この日は珍しく2本目のフリースローを失敗。しかしデロンウィリアムスのラストショットがはずれ試合終了。ケビンデュラントが36得点の活躍で見事MVPに輝きます。コービーはキッチリとwest2位の27得点を記録。彼はこの試合で憧れのマイケルジョーダンが持つオールスター通算得点の記録を更新。

 

 

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ヒューストン / 2013年

この日コービーは試合前に心に決めていたのでしょうか。次世代への教育という事なのか、執拗にレブロンジェームスに対して激しいディフェンスを展開。自信9得点に終わってる事からも、サポートとディフェンスに専念していた様子がうかがえます。この日レブロンはコービーの前にことごとく敗れ去り、ウェイドと並びチーム最多の4ターンオーバーを記録。

 

アンストッパブルなレブロンをここまで封じ込めることができるのはコービーブライアントのみではないでしょうか。試合終了3分前にはチームのリードを広げるレイアップをキッチリと沈めると、戻りのディフェンスでレブロンのシュートをブロック。動画を見るとレブロンがコービーのディフェンスの前に手も足も出ていないのがよくわかります。

 

「本気とはこういうものだ」。コービー自身はただ全力でプレーをしているだけと語っていますが、以後NBAを背負う男に対して、コービーなりにプレーを通して伝えたかった物が有るのかもしれません。マイケルジョーダンに教わった事を、キッチリと後輩に継承していく姿にどこか感銘を受けました。

 

 

ニューオリンズ / 2014年
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出典:bleacherreport.com

左アキレス腱を断裂した昨シーズンから復帰を果たしたこのシーズン。コービーは三たび右ひざの負傷に見舞われてしまいオールスターを欠場。しかし人気は衰えずスタメンで選出されるあたりさすがですね。

 

 

ニューヨーク / 2015年

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出典:nba-shop.uk

過去2年間で追った両足の大けがから復帰を果たしたコービーですが、実質上、今シーズンの引退のきっかけにもなった怪我の連鎖に追い打ちを書けるように、オールスター目前の1月22日、右肩を負傷し手術が必要となりこの年も欠場。

 

 

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