コービーが因縁のセルティックスと最終試合・「歴史に泥を塗る訳にはいかない」

 

レイカーズとセルティックスと言えば、1959年のファイナルから長年激闘を繰り広げてきた因縁のライバルチーム。マジックジョンソン、ラリーバードの時代を超え、2008年、2010年にはコービー率いるレイカーズと、レイアレン、ケビンガーネット、ポールピアース率いるセルティックスの激戦が繰り広げられました。

 

今シーズンで引退を表明しているコービーは4月3日の試合が因縁の相手との最後の勝負。3試合休息を取っていたコービーは猛チャージをかけていきます。

 

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34得点の大活躍

 

コービーブライアントの得点から始まったこの試合。序盤こそセルティックスがリードを保ちますが、第3クオーター中盤にはレイカーズが同点に追いつきます。その後三たびセルティックスにリードを奪われるも、残り27秒にはジュリアスランドルの3ポイントプレーで4点差に追いつきますが、試合はセルティックスが逃げ切り勝利を物にしました。

 

 

要所要所でタフなショットを沈めたコービーはこの日34得点の活躍。ファイナルでしのぎを削ってきた因縁のセルティックスとの最後の試合でまたもや爆発を見せてくれました。試合終了後会場はコービーコールに包まれ、スタンディングオベーションの中会場を後にしました。

 

コービーが語るボストンとの思いで
インタビュアー:「バイロンスコットHCは、今日のあなたはいつにも増して気合いが入っていたと言っていました。」
コービー:「そうだね。ホームゲームは残り3試合だった。今日で残り2試合になったけど、わかったのは、あとの2試合、身体が僕に、ベストな状態で望ませてくれている。残りの試合はファンも楽しめると思うよ。」
インタビュアー:「最後にボストンと対戦してみてどうでしたか?」
コービー:「奇妙に感じるよ。「緑」と戦うのが最後になるんなんてね。長い間彼らとの戦いはとても楽しかったし、歴史的なライバル同士の戦いの一員となれて光栄だったよ。
インタビュアー:「2010年のファイナルでゲーム7で勝利をもぎ取った時のことを聞かせてください」
コービー:「本当にビッグな試合だったね。僕たちは長年のライバルの歴史の中の一部だったんだ。あそこで僕たちがセルティックスに負けるわけにはいかなかったんだ。歴史が有るんだ。絶対に負ける事は出来なかった。」
「5回目の優勝は特別だよ。レイカーズの持つ歴史に失望を与えずに済んだ。何十年も続いてるライバル関係の方が重要だったね。」

長年のライバル関係をもつレイカーズとセルティックス。レイカーズのエースとしての責任をコービーは常に感じてきました。歴史に泥を塗るわけにはいかない、先代に恥をかかせる訳にはいかない、そんな思いが2010年の大逆転優勝につながったようです。

 

 

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バイロンスコットが語るコービーの表情

 

バイロンスコットも試合後のインタビューでコービーがこの試合にかけていた思いを語ってくれました。

インタビュアー:「若いレイカーズチームはセルティックスを相手に全力でぶつかっていましたか?」
バイロンスコット:「少なくとも背番号24はそうだったね。試合の前にも言ったけど、このライバル関係の強大さは計り知れない物だ。今シーズンで初めてだったんじゃないかな、コービーが試合を通して真剣な面持ちをしていたのは。」
「彼の顔がそれを物語っていたし、いつものようにジョークを言う事も無かった。あまり笑わなかったし、しゃべりもしなかった。彼自身が一番この対決の重要さを理解しているんだ。彼はこの試合にとても勝ちたがっていた。他の選手が本当にそれを理解しているかは定かではない。」

コービーという重鎮がラインアップから外れる来シーズン。若いレイカーズチームには精神面でチームを牽引する存在がいなくなります。今後のレイカーズの躍進は、未だ見ぬその存在に掛かっています。

 

すくなくとも、コービーがレイカーズにもたらせてきたような「闘争心」「緊張感」「支配力」を持ち合わせるプレーヤーはそうは出てこないはずですが、強豪レイカーズの復活をまた見てみたい物です。

 

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