迷走するレブロンに足りないものとは?

 

2015-2016NBAファイナルは6月11日時点でウォーリアーズの3勝1敗とはやくも2連覇に大手をかける展開となってしまいました。結果だけをみれば、シーズン中にある程度予想が出来ていたのかもしれません。

 

しかしここ4戦を見る限り、チーム力の差は歴然としてしまっており、ゴールデンステイトの2年連続優勝はもはや決定的とも言える展開になっています。

 

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あわや乱闘騒ぎに

 

負ければ大手をかけられる後の無い戦いで、キャバリアーズのリーダーはどこか迷走しているようにも見えました。第4クオーター終盤、ドレイモンドグリーンともみ合いになったレブロンは、わざとグリーンを「またぐ」という行為に出てしまいます。

 

 

レブロン:「ドレイモンドが気に障る事を言ってきたんだ。競争心があるのは別に良いよ、かまわない。でも彼が言った言葉は度が過ぎてた。誇り有る男として、子供を持つ男として、あれは度が過ぎていた。」

 

このレブロンの「またぎ」は明らかに不要な行為に見えます。自信もチームも後が無い状態でフラストレーションがたまっていた事は明らかですが、この行為はスポーツマンとしてのリスペクトを欠いているようにも見えました。

 

グリーン:「レブロンが僕をまたいだんだ、本当に無礼な行為だと思った。僕はコート上で選手に対して無礼な事はしないし、その気持ちも無い。だから僕に対しても無礼であってほしくない。でも争いは避けられないから誰が相手であろうと戦うよ。」
「口論になったさ。僕も言うべき事を言ったし、彼も言いたい事を言った。先に進むときだ。過去にとらわれて彼とこれ以上口論するつもりは無い。」

 

「NBAファイナルで相手選手をまたぐ」で記憶に新しいのはアレンアイバーソン。キャバリアーズのHCとしてファイナルを戦っているティロンルーを相手にジャンプシュートを決めたときの物でした。

 

 

このときのアイバーソンは、7連続得点を記録しており、連覇確実と言われていたレイカーズを相手に48得点を記録、大アップセットを演じました。彼のキャリアハイライトとも言えるこのプレー。

 

焦りとフラストレーションからきたレブロンの「またぎ」とは違い、相手を完膚なきまでに叩き潰し、どうだ!といわんばかりのアイバーソンの「またぎ」は格好良さが違いますよね。

 

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カリーとも口論に

 

第4戦、前半折り返し時点でリードしていたのはキャバリアーズでした。じわじわとリードを奪われ、逆転を許した後のレブロンは、冷静さを欠き、カリーとも口論を展開。

 

 

ウォーリアーズのインバウンドの場面、ボールを受けようとしたカリーに体格のミスマッチでディフェンスをしようとするまでは良いのですが、これがレブロンのファウルに。

 

このあと、カリーに対して挑発的に言葉を浴びせているように見えるレブロン。ファウルを受けたカリーがレブロンに何かを言うのであればわかりますが、ファウルをしたレブロンがカリーに詰め寄るのはどうなのでしょうか。

 

試合後の会見では「あれは競争的な会話だった」と語るレブロンですが、現地の意見では「そんなことよりもっとやる事有るだろ?」と言われてしまっているようです。

 

 

レブロンに足りないもの

 

どの身体的な要素をとっても、レブロンはNBAでNo1の実力を持っているのかもしれません。しかし現地では、精神面やリーダーシップではジョーダンやコービーには到底及んでいないという意見も有ります。これが「ファイナル進出6回にして2度の優勝のみ」という結果につながってしまっているのかもしれません。

 

 

先日のファイナル第4戦のレブロンは、自然と流れでチームバスケットを展開できた第3戦とは異なり、アービングが攻めていればアービングに任せてしまい、ラブにパスをまわせばあとは見守る、という風に自分を出すタイミングがつかめていなかった感が有りました。

 

その他にもリバウンド、ディフェンス、ヘッドコーチのゲームコントロール、プレーイングタイム、選手層の厚さの違いなど様々な要素が有ると思いますが、ここからキャバリアーズが4連勝をして今のウォーリアーズを打ち破るためには、レブロンのみならず、様々な観点でもう一皮むける必要が有りそうです。

 

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