フィルジャクソンがジョーダンとコービーを比較・最強はどちらなのか?

 

名将フィルジャクソンと言えば、1989年から1998年にシカゴブルズで、1999年から2011年までロサンゼルスレイカーズを指揮し、実に11回の優勝にチームを導いたNBA図一の名将です。

 

それぞれのチームで、マイケルジョーダン、コービーブライアントと、偶然にも、2人のNBAを代表するスーパースターを指揮してきたフィルジャクソン。伝説の2人は、フィルジャクソンの目にどのように写っていたのでしょうか?

 

マイケルジョーダンとコービーブライアントの能力の違い

 

ジョーダンのプレーを参考に鍛錬を積んできたコービー、もちろんこの2人のプレーが似通っている事は言う間でもありませんが、フィルジャクソンは2人を全く別のプレーヤーと見ているようです。引用:Youtube

インタビュアー:「あなたの指揮の下プレーをしてきた素晴らしい選手を比較するとしたら、マイケルジョーダンとコービーブライアントが上がると思いますが、彼らの違いは何なのでしょうか?」
フィル:「身体かな。マイケルは筋肉質な身体の持ち主で、力強いイメージだよ。片手でボールをつかんで、そこから何んでも自分のやりたい事が出来る。。コービーは、スルーしていくタイプだね。隙間を抜いていったり、ステップしながら相手をかわしていったり、特筆した柔軟性があった。
僕がコーチをし始めたとき、マイケルは27歳で、コービーは21歳だった。コービーは息子のようにかわいがり、マイケルは兄弟のように接していた。マイケルとは手を取り合って「一緒にやってやろうぜ」という感じだったけど、コービーには「こうしてほしい」というか立ちで指示を出していた感覚かな。」

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コービーの方がスキルは上?

 

2008年のインタビューでは、フィルジャクソンがコービーの方がスキルは上だと発言した事が物議をかもしました。当人に真相を確かめたインタビュー内で、フィルジャクソンは何を語るのでしょうか?引用:Youtube

インタビュアー:「コービーの方がスキル的には上というのを聞いた事が有るのでですが、それは本当ですか?」
フィル:「そうだね。まず、マイケルが持ち合わせている能力と、コービーが持ち合わせている能力には基本的に違いが有るんだ。マイケルの方が体格がいい。大きな身体を持っているんだ。マイケルの特徴は彼の「手」にある。うん十億円の価値がある「手」だよ。
あのストロングハンドが有るから、ファールを受けてもボールのコントロールを失わずにバスケットが出来るし、ドリブルの最中でも、ボールをつかみ取るように操る事が出来るんだ。
コービーはどちらかというと、アウトサイドシューティングが得意な選手で、シュート力に関してはマイケルより上だと思う。インサイドでのプレーはマイケルの方が上だね。ローポストからのプレーで試合を支配できる程だったんだ。
マイケルは特に、点取り屋だ。相手のエースに対して「あいつの鼻をへし折ってやらないと」という気持ちでぶつかっていっていた。でもマイケルは50得点を取った試合があっても、それを連続はしない。でもコービーにはそれが出来る。コービーは4試合連続で50得点を取った事も合ったし。あの二人にはそういう違いが有る。」

 

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フィルジャクソンがついに結論にいたる

 

これまでのコメントでフィルジャクソンはマイケルジョーダンとコービーブライアントの2人のスターのどちらかを明確に選ぶ事は有りませんでした。互いに長所が有るというコメントを残してきた彼が、2014年のFOXスポーツのインタビューでついに答えを出しました。引用:Youtube

インタビュアー:もしマイケルジョーダンとコービーブライアントのどちらが優れている方を選ぶとしたら、どちらをとりますか?
フィル:「やっぱりMJかな。彼にはあの「手」がある。グローブのような「手」がね。無かったとしたら、マイケルのようなプレーを実現するのは本当に難しいんだ。」
インタビュアー:「あなたとマイケルの間で、印象的な思い出は有りますか?」
フィル:「私にとっては、やっぱり98年のNBAファイナル第6戦かな。最後に同じフロアで一緒に戦った試合だね。彼は終盤にシュートタッチが良くなかったんだ。そこで私が彼に伝えた事は、
「フォロースルーをしっかりしろ」と言う事と、「うちが3点負けてるから、残り30秒になったらユタはタイムアウトをとらないだろう、その後の相手のセットプレーはわかってるよな?クロスピックしてホーナセックがセットしてマローンにパスする。そこのスティールを狙えるか?」
そこで彼は本当にマローンからスティールをしてみせたんだ。その後にあの有名なジャンプショットが生まれたんだよ。(ちゃんとフォロースルーをして手も残している)。あの出来事は、私たちの心が一つになって生まれたプレーだったんだ。

 

98年のファイナルでジョーダンが沈めてみせた「ザ・ショット」の裏側には、名将が予測した未来を、マイケルジョーダンが実現したという素敵な裏話が隠されていました。あのプレーは、2人が積み上げてきた関係があったからこそのショットだったことを今思うと、また違った感動が有ります。

 

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