ウォーリアーズが連覇できなかった8つの理由

3勝1敗と連覇に大手をかけてからまさかの3連敗を喫してしまった昨シーズンの覇者ゴールデンステイトウォーリアーズ。シーズン73勝を達成し、NBAのシーズン最多勝利を記録してからはだれもが連覇を予想していた事でしょう。

 

しかし、ふたを開けてみればキャバリアーズに初優勝を許す展開に。確かにプレーオフに入ってからウォーリアーズの歯車は狂い始めた感じが有りました。

 

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1.裏目に出たスモールラインアップ

 

スモールボールラインアップで勝負をしたときに、ウォーリアーズにかなうチームは現在のNBAに存在しないでしょう。そもそもNBAでのスモールボールの走りはウォーリアーズです。

 

しかしバスケットボールは本来、制空権を取ったチームが優位に立つもの。今シーズンのファイナルでは実質的に、キャブスにインサイドを攻めきられてしまいました。

 

カリーとトンプソンのアウトサイドが封じられてしまえば、本来の爆発的な展開は生み出せなくなります。加えてボーガットを怪我で欠き、ウォーリアーズのリバウンド力は下がってしまいました。逆にキャバリアーズはトリスタントンプソンがインサイドで躍動。欲しいところでリバウンドをことごとく取られてしまいました。

 

 

2. SNSの影響力

 

 

大事な第6戦、ステファンカリーが審判のジャッジに不満を爆発させ、退場処分となってしまいました。試合終了後の会見でも、スティーブカーHCが審判を非難し、両者とも罰金処分に。

 

そんな中、カリーの奥さんであるアイーシャさんは夫への不当な扱いに、Twitterで審判への批判を展開。当時はまだシリーズ敗退が確定した訳ではなく、第7戦に勝利さえすれば連覇は成し遂げられたのです。

 

アイーシャさんのツイートはメディアでも大きく取り上げられる形となってしまい、少なからずともネガティブな雰囲気を与えてしまいました。エースの妻としては、持張するべきだったのかなと、、、

 

3. パワー不足

 

ウォーリアーズのバスケットの魅力は、やはり流れるような展開からのバスケットボールです。高確立のアウトサイドシュートを軸に、相手に反撃の隙を与えないまま、スピーディに得点を量産する展開でこれまでも勝利を重ねてきました。

 

ところが、重要な局面での「フィジカルの強さ」では少しかけてしまっている部分が有るのかもしれません。イグダラやグリーンもアグレッシブな一面は持ち合わせていますが、インサイドのスペイツ、エジーリ、バレジャオ、ボーガットはフィジカルで剛というよりは柔のインサイドプレーヤーです。

 

現にウェスタンカンファレンスファイナルではサンダーのスティーブアダムスにペイントを支配され、ゲーム7までもつれた展開となってしまいました。

 

 

4. 確実なプレーが求められるプレーオフ

 

ステファンカリーがリーグでベストなシューターである事は誰もが認めるところです。しかし、今シーズンのファイナルの序盤戦シュートミスがことごとく目立ちました。

 

元々その他の選手とは違ったタイミングで放つシュートは、悪い意味で本人のタイミングがずれてしまい、シュートセレクションは悪化の一途をたどっていくばかりの印象でした。

 

 

キャバリアーズが序盤からカリーとトンプソンにディフェンスをしぼっていた事も影響はしていると思いますが、リーグでベストなシューターであれば、シュートセレクションもベストである必要が有ります。

 

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5. スリーポイントで勝利し、スリーポイントで負ける

 

2015-2016シーズンを通してウォーリアーズのチーム3ポイント成功率は41.6%。これはものすごい高確立であり、2年連続でリーグでベストの3ポイント成功率を誇るチームとして記録を残しました。

 

3ポイントがリズムよく決まりだせば、時間をかけて生み出した得点よりも、チームに勢いがつくのは間違い有りません。しかし、これが決まらなければ、、、逆にチームのリズムは崩れ、ファーストブレイクのチャンスを相手に与えてしまいます。

 

3ポイントに頼る事は、0か100かの賭けのような物。今シーズンのファイナルでは、ベストシューターであるカリーとトンプソンが序盤からおさえられてしまう場面がほとんどであり、勢いに乗り切る事が出来ませんでした。

 

6. チームオプション

 

ボーガットを欠いたウォーリアーズはシリーズ後半戦、スモールラインアップでの戦いを余儀なくされました。属にいう純粋なインサイドプレーヤーを欠いた状態での戦いをしなければ行けなかったのです。(先発では)

 

ウォーリアーズがスモールラインアップをしいてくるのであらば、キャバリアーズはすかさずケビンラブ、トリスタントンプソンを投入して高さを出し、レブロンやアービングも攻撃をインサイド/アウトサイドと切り替えることができました。

 

チームの総合力と言った面で、外からも中からも攻撃が出来たキャブスに対し、オフェンスオプションを積まれてしまった感があるのがウォーリアーズでした。

 

7. このチーム力をいつまで維持できるのか

 

ステファンカリー、クレイトンプソン、ドレイモンドグリーン、ハリソンバーンズ、アンドレイグダーラ、、ウォーリアーズの強さは、個々のプレーヤーのアビリティが高い事が最大の特徴です。

 

しかし、どの選手も主力級=高額な年俸がかかるもの。サラリーキャップの面で不安が生じてくるのも時間の問題なのでは無いでしょうか。実質的にカリーは現在チーム4番目の年俸額(44ミリオン)であり、チームトップは88ミリオンのドレイモンドグリーンです。

 

カリーが現在の年俸に甘んじている事で、今のラインアップが組めている。といっても過言では無いのかもしれません。カリーの年俸がトップになれば、サラリーキャップの調整は必須となってきます。

 

 

8. 勢いに乗り切れなかった

 

2015-2016シーズンのウォーリアーズは、歴代最多シーズン勝利数の73勝を記録。それでも「優勝しなければ意味が無い」と引き締まったコメントをしていたカリー率いるウォーリアーズの連覇は、誰もが確実視していた事でしょう。

 

プレーオフに入ってからは、カリーの怪我こそあったものの、カンファレンスファイナルで見せた1勝3敗からの逆転劇は目を見張る物が有りました。

 

しかし今度は、逆に3勝1敗でリードを奪ったNBAファイナルでまさかの3連敗。これまでの自信が傲慢さに変わってしまったと言われればそれまでですが、もう一つ踏み込む事が出来なかったようです。

 

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